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怠け者には台風が来ない

 台風で電車は止まるだろう。多少寝坊しても構わない。9時までに起きたらいいのだ。9時前に布団の中から職場に連絡して、電車が止まっているので遅れる旨を伝えたらいいのだ。それからゆっくりと仕度し、昼近くになって風雨の中を歩いて行けばよいのだ。僕は台風の到来をむしろ期待して、わざと寝坊し、電車遅延を利用した正当な遅刻を画策していたのだった。ところが昨夜の気象予報を確認して「これでは電車は止まらない・・・」と自ら企てた愚かな計画が、企てて数分も経たないうちに潰えたことを悟った。

「クソ!うまくいけば昼まで眠ることができたかもしれない!」と一人で不謹慎な叫び声を上げていたら、妻が「そういう時に限って台風は逸れるもの」と怠け者に対する教訓めいた言葉を投げかけてきた。彼女は以前勤めていた会社で僕と同じように台風に乗じて寝坊することを既に企てただけでなく、実行していた。本当に昼まで寝ていると、会社から「どうした?」と電話がかかって来たのだと言う。台風の進路は予想に反し、大きく逸れ、どこかへ行ってしまった。台風直撃かと思われたその日、社員全員が普通に出勤しており、もはや言い訳のできない状況で、彼女は素直に「寝てました」と一言だけ言って会社に向かったという。怠けようとしてうまく行くことなどないのだ。

 しかし今朝は雨風が強かった。それだけでなく7月というのが信じられないくらい寒かった。僕は身震いしながら歩いた。電車の遅れはたったの3分程度だった。電車遅延で遅刻を正当化し、さらに遅延証明書により遅刻を無効化するためにはある程度の運転見合わせが必要なのだ。徐行などの遅延3分ではいつも通りの電車に乗っても、出勤時間に間に合ってしまう。とにかく怠けたかった僕はどうにか遅刻しても、働いたことにできるようにするための方法を見つけ出そうと思ったが、どう考えても無理だった。電車はちゃんと動いているのだから。動いているのに動いていないと言う事はできない。僕はいつも通りの電車に乗って、いつもより3分ほど遅く職場に着いただけだった。

 遅刻した分の労働が免除されることを念頭に動いていたので(予定では3時間の運転見合わせ=3時間の労働免除、遅延証明さえあれば働いたことになるのだ。その間一体誰が働いているんだよ)、きっちり本来の労働をこなして酷く疲れてしまった。勤務中にもう眠くて辛くなってきた。帰りの電車では半分眠っていたし、帰宅後もぼんやりしている。

 この辺りで止めておく。寝る。
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