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さくら

 4月になってしまった。3月は何をしていたのだろう。相変わらずシケた生活をしていたと思う。僕は一冊の本をいつまでも読んでいた。いや、今もツルゲーネフの『猟人日記』という本をずっと読んでいる。読み始めて何日経ったことだろう。とても時間が掛かっている。というのも風呂の中でしか読書をしないからなのだが、それにしても時間が掛かりすぎている。それでも我慢強く、途中でやめることなく読み進め、上巻の半分は読むことができた。今日はその猟人日記の中の『クラシーヴァヤ・メーチのカシヤン』を読み終えたところだ。クラシーヴァヤ・メーチというのは地名で、カシヤンというのは人の名前。このカシヤンという人物について書かれた章である。
 猟人日記は短編で構成されている。このカシヤンの章も短い文章ではあるが、実は4日間もかかってようやく読み終えた。本当にゆっくりと少しずつ読んでいる。こんなに時間をかけていると、自分が何もできない人間だと思えてくる。
 日本の敗戦の季節に僕は戦争の小説を一つ読もうと思っていて井伏鱒二の『黒い雨』に挑戦していたことがある。だが、あまりにも時間を掛け過ぎてしまい、気分転換に別の小説を読み始めると、そのまま『黒い雨』は本棚の奥の方へと押しやられてしまい、今もなお腐り続けている。『魔の山』という小説ではセテムブリーニという登場人物の言っていることが途中から全く訳のわからなくなってしまい、同じく今も本棚で腐っている。
 本を途中で投げ出すことは少ないのだが『沈黙の春』(セガールの映画ではない)、『魔の山』、『黒い雨』は最後まで読むつもりで読み始めたのに、やめてしまった。僕はもうダメかもしれない。
 この『猟人日記』はちゃんと最後まで読みたいと思っている。いや、読めると思う。読めるはずだ。もう半分は読んだのだ。しかし、今読んでいるのは上巻だ。下巻もまだ控えている・・・あまり考えないようにしよう。

 今日は夜勤明けだった。今月は昼勤が一回あって、それ以外はすべて夜勤だ。楽と言えば楽だが、月に10日は徹夜する訳だから、体に良いはずがない。なんだか一日中頭がぼんやりするし、僕の方が一瞬で認知症になってしまうかもしれない。

 仕事帰り、雨が降っていた、桜が涙を流すように花びらを散らしていく様を見ていた。地面に落ちる花びらから切なさが溢れてくるようだった。僕はあと何回桜を見ることができるだろうか。明日は近くの公園に桜を見に行こうと思う。
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介護職員のバイトをしています。
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