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串刺しネズミと排水イモリ

 中学生か高校生だったか、よく覚えていないけれど、国語の教科書に志賀直哉の『城の崎にて』という小説が載っていたことを今でも覚えている。串刺しにされて川に落とされた、苦しそうなネズミのことをずっと忘れられないし、垂れ流しの排水に群がるイモリを見て、これが自分だったら「たまらないな」と思う描写も覚えていた。僕はそんな印象深い描写をずっと覚えていて、時折「たまらない」気持ちになる。村上春樹とかを読んだりして面白いと言っているけれど、実は一番印象深いのはこの『城の崎にて』なのかもしれない。
 新幹線で京都に停車するとき、城之崎温泉への乗換の案内がアナウンスされる。確か、そういうアナウンスがあったと思う。あったはずだ。いや、必ずそのアナウンスが流れるのだ!その度に僕は串刺しネズミや排水イモリのことを思い出すのだ。そして「たまらないな」と思うのだ。
 志賀直哉の小説は実はほとんど読んだことがない。『城の崎にて』だけを気が向いたら読んでいる。「小説の神様」が書いたものなのだから、他の小説も読めばいいじゃないか、と思うのだが、最近は時間のないことを言い訳にしているし、それほど本も読まなくなってしまったので、結局手つかずのままだ。昨日久しぶりに読んでみて、やはりたまらないなと思った。でも、以前読んだ時よりも、更に感動したと思う。他の作品も読んでみたいと思うほど(まあ、読まないだろうけど)。

 一時期は月に1~10冊程度の本を読んでいたけれど(まあ読書は冊数じゃないのだが)、今では読書の時間も極端に減り、1年に2、3冊というペースだ。もはや「趣味は読書です!」と面接で言えないレベルにまでなってしまった。というか、ほぼ本を読まない人間になってしまった。今後、もし面接を受けることがあったら「趣味はありま せん!」と言う事にしよう。

 しかし、一度くらいは『城の崎』というところに行ってみたいと思った今日であった。
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