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二重人格

いきなり言い訳から入るが、結婚後、僕はほとんど読書をしなくなってしまった。いや、結婚する前の、妻との半同棲生活がスタートした辺りから、完全なプライベートの時間が持ち難くなり、読書から遠ざかってしまった。元々、読書は苦手で、どちらかというと文章を読む訓練、ブログなどを書くための参考書的な役割として、位置付けていたので、そういった苦しい物事を生活から削り取る事は容易なことだった。同時に、鍛錬のごとく継続してきた事を途中で投げ出すような形になってしまっているのが、どことなく気持ち悪かった。

そうは言っても、慣れてしまえば苦行の意味などまるでなかった。ゆっくりでも読むことができるようになると、小説の内容を純粋に楽しむことができた。

ただ、やはり怠惰な性格の僕には、忍耐強く物事を継続する力が欠けていたのだろう。同棲生活や結婚等を言い訳にして、面倒なことをサボりたいだけなのだった。

面倒な事というのは好きなことだって含まれる。そうではないか?物語の先を知りたい、宝箱の中には何がある?そういった知的好奇心を充足させる気持ちが強い一方、最後のページまで丁寧に読んでいると、時間がかかってしまう。面倒な事と言えるのではないか?僕は酷く面倒だ。1万ページを数秒で読む能力や、目の前に本を置いた瞬間に本の内容がわかる能力、そんな夢物語に縋り付きたくもなるが、そんなの嘘だ。面倒臭いなあ、と思ってはいるが、その反面、腰を据えて、ゆっくりと丁寧に物語を楽しみながら読みたいという気持ちもある。1万ページを数秒で読むと、火薬を用いた訳ではないのに、北斗の拳のように一瞬で頭が爆発してしまうだろう。

社会人になってから、時間が極端なほどなくなったような錯覚に陥る。自分の好きなことを続けるため、生活のため、仕事をしなければならなくなった。生活を維持するために毎日欠かさず家事をしなければならなくなった。結婚後、まさかこの僕が料理までしなければならないとは夢にも思わなかった!学校に通っていた頃は、授業以外は自分の好きなように時間を使えた訳だから、読書のような時間をかけて楽しむような趣味は、小中学生にもってこいの代物だと思う。

僕は小中学生の頃、何をしていただろう?確か、学校にはあまり行かずにスーパーファミコンで遊んでいた。ストリートファイター2で意味もわからずにメチャクチャなコマンド入力を繰り返し、まぐれでラスボスまで進んで喜んでいた。本当に何も考えていない子供だった。そして、今、僕は本当に何も考えていない大人になってしまった。自宅料理長兼掃除洗濯担当兼猫トイレ掃除担当者になってしまった。

余談はこのくらいにしよう。2ヶ月ほどかけて挑戦してきた『二重人格』というロシアの作家の小説を、今日やっと読み終えることができた。
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