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心を病んだのも事実ではある

 仕事行ってきた。

 仕事中にケータイをトイレに落としたという話を聞いた。僕は「しまったー」というシブヤの顔が浮かんだ。

 スタッフの皆さんに助けられて、仕事を円滑に進めることができた。早く仕事が終わり、余裕がある時にしかできない仕事にも取り掛かることができた。感謝。仕事はまだまだ一人じゃ出来ない。

 帰宅してすぐに入浴した。浴槽に浸かりながら、話題になった時期から外れているけれど『苦役列車』を読んだ。主人公の北町貫多というのは友達になれなそうな人だなあ、と思いながらも(こんなことを言ったら作者の西村賢太さんに怒られるかもしれないが)、しかし、面白いものと思って読み進めた。

 貫多のように粘着質で強引な性質の人が、以前の会社の同期にいたのを思い出す。彼奴は本当に強引で、ある時には嫌がる同期を力づくでパチンコ屋に引きずり込んでいた。それを見て僕はドン引きした。僕は人のいい人間の皮を被り、内心は反発的だったが、同時に小心者だったため、結局気の小さいお人よしとして周知されていたから、その同期には強引に持っていかれることが多かった。

「うまそうな菓子だ。渋谷だよ、シブヤ!渋谷の店に売ってるんだ。寄り道して食べに行こうぜ!」

 電車内の広告を見た粘着太郎は僕にそう言った。冗談じゃない。男二人でお菓子屋さんに、しかも僕は服を引っ張られながら引きずり込まれ、訳のわからない菓子を食べた上に、周りが女性ばかりかもしれないのに、こいつがいつもする僕を見下したような会話に付き合わされるのは真っ平御免だし、こいつの僕を見下した強気な発言によって、その発言が何の根拠も持ち得ないにも関わらず、おそらく僕は周囲に自分がバカにされているのを悟られているのではないかと思い、挙動不審になり、ますますパニックになり、下手したら過換気の発作を起こして、運が悪ければ、いや、運が悪いからこそ、発作から滅多にない失神に繋がり、卒倒した青白い顔のけいれんする僕を見た周囲の女性たちが悲鳴をあげる中、彼奴、粘着太郎は僕を放置し、こっそり帰るだろうから、何がなんでも付き合いたくない気がした。そうでなくても僕は早く帰りたかったので、「いや、いいよ。僕は帰るよ」と言ってやった。すると案の定彼は「何でだよ!」と怒り出した。

「いいから行くぞ!」満員とは言わないが、帰宅ラッシュの人の多い電車内で声を荒げ始める彼の方を少しも見ずに僕は前だけを見て、小さ過ぎる声で断り続けた。隣で吊り革をギシギシ言わせながら、僕の方を向き何やら顔を真っ赤にしているのが視界の端っこに捉えられた。

「別にお菓子なんて好きじゃないしなあ。お金もないんだよ」僕は大人しく答えた。お菓子が好きじゃないのは本当だった。当時は本当にお菓子を避けていた。働き始めでお金がないのも本当だった。でも、一番本当のことは胸に秘めていた。

「何だお前付き合い悪いよなあ!もういいよ、お前なんて誘わないように他の連中にも声をかけておくからな!」

 粘着太郎の子供のような罵倒に耐え、僕は最寄り駅で下車した。その夜から僕は日記をつけ始めた。日記の習慣はなかった。まともに文章を書いたこともなかったが、その日以降、毎日ではないが、日記をつけている。ちょっと思うところがあって・・・。

 ああ、日付が変わってしまった。毎日更新が途絶えてしまった。やはり遅番はいけないなあ。グズグズしてたらすぐに日付変更だ。
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