ううああうああ・・・
夜勤明けの朝、正そうと思ってもうまくいかない、質の悪い形状記憶的な猫背のまま帰宅して、シャワーを浴びる。ううああうああ、と顔に当たるシャワーになんとも言えない変な叫び声を出してみる。ううああうああ・・・
髭を剃ると出血する。なまくらのカミソリに「ううああうああ」、言葉の代わりにあてがう奇妙な嘆きの声。ううああうああ・・・寝ていない時のなんともいえない気持ちは、ううああうああ・・・
ATMに並ぶ人々の行列、資本主義の支配下における市民たちのどこまでも続く列。睡眠不足にはいささか厳しい長い列。律儀な日本人、誠実で礼儀正しき天皇陛下の子供たちは、順番を守っている。喜んで、順番を守っている。君が代が聴こえる!ううああうああ!音痴過ぎて、もはや何の曲かわかってもらえないから、僕は心の中で君が代を唄うのだ。
「ああ、天皇陛下!僕は眠いのに、ちゃんと順番を守っているのです!ううああうああ!」
最近、隣人が騒々しい・・・
僕「騒ぐんじゃあない!今度騒いでみろ!こうだ!シュッシュッパンパン!」
隣人「ううああうああ、ううああうああ!」
うっ、うぃ、うぅ、だッ、う、うわああああ!
昔やったゲームの叫び声「ううああうああ・・・」
人生の無限ループを正確に音として捉えると「ううああうああ」
人生の指針、それは「ううああうああ」
流行語大賞は「ううああうああ」
5000万円の利用目的は「ううああうああ」
北朝鮮のナンバー2は「ううああうああ」
年末とかいう積載重量ギリギリのイベントのために財布が叫ぶ「ううああうああ」
手話通訳の意味は「ううああうああ」
世界一丸「ううああうああ」
それから六万五千年「ううああうああ」
たった一夜で「ううああうああ」
夜勤万歳!天皇陛下万歳!親の金万歳なやつは悔い改めろ!
枯葉が散って「ううああうああ」。紅葉を見に行きたかった。耶馬溪、行きたかった。ホームページで紅葉情報を確認すると、11月中に更新が終了していた。
今年こそはと休みまでとって行ったバルーンフェスタでは、強風のためにバルーンは飛ばず、仕事のスケジュールのために耶馬溪の紅葉を完全に逃し、昨日職場でまたしても「びっくりした」と言われる始末。だが、今年の運勢は大吉なのだ。今年はまだ19日も残っている。きっと僕にはいいことが待っている。宝くじも買わない、この謙虚さで、僕は運を引き寄せる。
支離滅裂で、ごめんなさい。
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