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授業では習わないこと

 極めて恥ずべき問題を、日本の教育は省いている。壮大な歴史絵巻を子供たちに教えるが、日本の教育からは従軍慰安婦という問題は消されている。僕は恥ずかしいことに従軍慰安婦問題というのを大人になるまで知らなかった。25歳から僕は本を読み始めた。大岡昇平の小説や、水木しげるのマンガを読んでいて、当時慰安婦がいたんだなあ、とそれとなく思ったのだった。それにしても、橋下徹氏がツイートしまくっているような重大性を感じ得なかった。
 「天皇陛下に忠誠を誓った日本の真面目な若い青年兵たちがこれから戦争で死のうとしているのだ、死ぬ前にせめて童貞を捨てさせてあげることくらいしてもいいじゃないか」
 僕はそう思ったのだった。戦争を考えるとき、僕は兵士のことを思う。戦って死ぬのは兵士だ。しかし、従軍慰安婦も犠牲になっていたことまでは考えなかった。慰安婦を乗せた船が沈められたり、日本兵の仲間とみなされ殺戮されたりしていたはずだ。そうした歴史的事実を僕は知らない。

 松代大本営のことを僕は母親に聞いて知った。松代大本営とは、長野県の松代に国家機能の移転をするために山中に掘られた地下施設というか地下道のことなのだ。そこでは多くの朝鮮人が奴隷として労働を強いられていたという話も聞いた。こうした歴史的事実を僕は学校では習わなかった。

 学校では教えてくれない歴史の真実は、一体どこへ消えていくのだろうか。しかし、土地の人間が、その歴史的事実を昔話として、後世に伝えている。

「松代というところに大本営というのがある、そこでね、昔朝鮮の人たちが働かされて、沢山死んでしまったんだよ」

 昔話、伝説。事実とは異なった捉え方で、僕はその歴史を薄く、ぼんやりと認識していた。
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