古本の手入れ

 財布や靴、鞄、これらの品は手入れ次第で、その寿命を伸ばすことが可能だ。使い捨てなんかにするのは勿体ない。安物を買って、ダメになったら、また安物に買い替える。それもいいかもしれないが、そんな生活をしているとモノを大切にする心が育たない。もし、身の回りのモノを買い揃える時は、長く使えるものがいい。そして、メンテナンスをすれば一生使えるようなモノがベストだ。これは最近になって思った。なぜ、こんな簡単なことに気付かなかったのだろう。少々高額だと思っても、それが質の良い、丈夫なものであれば、長い目で見ると高い買い物だとは思わないはずだ。むしろ、安物を使い捨てるような生活こそ、文字通り「安物買いの銭失い」というものだ。

 古本の手入れ、というのが今日の主題だ。
 これを読む人で、本を沢山所有している人はいるだろうか?そして、定期的に手入れをしている人はいるだろうか?本にも手入れが必要だ。本棚で、長い間眠っている本があったら、それを手に取ってもらいたい。本の色はどうなっているか、匂いはついていないか、汚れはついていないか。そういったことをチェックした方がいい。もし、本を大切にしているなら。

 僕は本を特別大切に扱っている訳ではない。僕は気になった本を次から次と買っていた。けれど、それほど読書家でもない僕は、書店の袋に入れたままの本を、本棚の上に放置したり、本棚の空いているスペースに放り込んだりしていた。今でも、そうだ。そんなことだから、困ったことになるのだ。

 まず、結果として、本がどんどん増えてしまって、自分のペースでは一生かかっても、読み切れない量の本が部屋に積み重なってしまった。本自体一冊ではさほどスペースを取らないが、数百、数千、数兆冊となると、本に押されて、自分が部屋から放り出されてしまったりする。

 そして、本を本棚に放り込み、放置したままで、読まないものだから、湿気でやられて、かび臭くなってしまう。

 以前、本棚がカビに覆われてしまったことがあった(本自体ではない。あるいは本からカビが飛び火したのだろうか?)。本棚の後ろ側など普段見ないのだが、たまたま部屋の模様替えをしようと思って、動かした時、カビがびっしり生えているのを発見した。すぐさま、本を取り出し、本棚を分解し、本棚の後ろ側の板をすべて取り外して、処分した。おかげで勢いあまって、本を押しすぎると、後ろ側から本が落ちるようになってしまった。今はデニム生地の布で、その本棚を覆っているが、めくると下の通り、筒抜けなのだ。(これは本のメンテの問題ではないか。単純に掃除しているかどうかの問題だな・・・)


 本自体もカビにやられてしまうと、臭いし、咳が出て、読書どころではなくなってしまう。読むために買ったのに、自分の管理がずさんすぎたため、読書できないとなると元も子もなくなる。

 実際のところ、僕は本の手入れはほとんどしていなかったので、一部の古本はかび臭くなってしまっていた。やっとここで本題に入る。今日は手入れをする!


 えーと、これらが今日手入れする本たちだ。主に手塚治虫作品たち。それと評論や哲学書、小説なんかがある。特に手塚治虫のブラック・ジャックが本棚の奥に眠っていて、大分かび臭い。咳が出て、読めないレベルだ。そして、これを一昨日あたりの記事に書いたけれど、数日風通しの良い場所に置いた。一冊一冊、ページをめくり、風通しもしておいた。


 とりあえず、手入れ道具として、用意したもの。
・ジッポーのオイル
・シールはがし液
・メラミンスポンジ
・ウェットティッシュ
・コットンパフ
・消毒用エタノール
・サンドペーパー
 これらを使用し、古本または新品だった本のメンテを行う


 まずは、値札シールのはがし方。
・ジッポーのオイルを値札に含ませる。少し時間を置いて、ヘラではがす。
・シールはがし液を塗り、ヘラではがす。
・ウェットティッシュで値札を押さえるようにして拭く、その後、ティッシュでふき取る。

 ジッポーのオイルは、本当によく剥がすことができた。100均で、シールはがし液が売っているので、これでもいい。ウェットティッシュだが、これはネットで検索したら、紹介されていたので、挑戦したけれど、うまくできなかった。やり方が悪かったのだろうか。粘着成分が残ってしまうのだ。


 シールを剥がしたら、次は表紙の汚れを落とす。これにはメラミンスポンジを使用する(ジッポーのオイルをコットンにしみ込ませて、拭くのもいいと思う)。少量の水をつけ、スポンジで拭くだけ。


 よくわからないかもしれないが、黄ばみや黒ずみなどの手垢汚れが落ちた。

 汚れが落ちたら、消毒を行う。アルコールをコットンにしみ込ませて拭くのだ。アルコールは、薬局に置いてある消毒用エタノールだったり、無水エタノールだったりというふうに、適当に用意する。というか、ジッポーのオイルで拭くだけでもいいような気がする。


 次に本の天、小口、地と呼ばれる部分のシミ、汚れの対処。これはサンドペーパー(紙やすり)で削ってしまうことにした。上の写真は全体的に黄ばんでおり、シミのようなものがある。


 とりあえず、削ってみた。見た目にはわかりにくいかもしれないが、シミのような点は消すことができた。 


 こちらの方がわかりやすい。日焼けしており、茶色掛かっている。シミも目立つ。こいつもサンドペーパーで削る。


 どうだ!まだ汚いが、前よりましになったろう。

 まあ、こんな感じで、一応手入れができた。
・作業工程
①風通し
②値札を剥がす
③汚れを拭き取る
④消毒をする
⑤天、小口、地の汚れをサンドペーパーで削る 

 このような手順で、一冊の本を手入れしてみたけれど、あまりにも手間がかかると思ったので、やすり掛けはやめた。それにこんなに道具を用意しなくてもいいと思う。匂いが気になったら、定期的に風通しをする(これが一番重要!)。汚れが気になったら、消毒用のアルコールや、ジッポーのオイルで拭く。これくらいでいいと思う。あまり手がかかると、やる気がなくなり、結局かび臭いまま放置することになってしまいそうだ。
 簡単なのは、古本を買う場合、買ってきたその時に汚れを拭き取ってしまうことだ。あとは、定期的に風通しをしてやればいい。始めに汚れを取っておけば、後になって苦労はしないだろう。


 えーと、とりあえず、今日はこれだけの本を手入れした。
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