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長野旅行 その5

kurumayama.jpg

 長野旅行、3日目のこと。前日は登山ということで、この日はのんびり過ごそうと思っていた。妹に車を借りて、近所をドライブしたのだった。登山では登って山頂に立ったけれど、この日はリフトを使って、車山という山の山頂に立った。車山は冬季はスキー場になって、多くのスキー客、スノーボーダーで賑わっている、多分。無雪気は天気さえよければ、リフトが動いており、山頂まで行くことができる。山頂には車山のシンボルである気象観測レーダーがあるのだが、残念ながら、写真を撮り損ねている。

kirigamine.jpg
 ここは霧ヶ峰の富士見台。文字通り、富士山が見えるスポットだ。この日は空気があまり澄んでいなかったので、肉眼でやっと捉えられる程度にしか見えなかった。冬なんかはよく見えるに違いない。

joba.jpg
 のんびり過ごそうと僕の中では決めていたのだが、どうしても乗馬がしたいという意見が挙がって来ていたため、乗馬体験を申し込んだ。練習30分、外乗30分という贅沢なコースを申し込んだ。引き馬なら気持ちが楽だったけれど、さすがに、いきなり一人で乗るのは勇気が必要だった。この馬はこの牧場で一番体の大きい馬で、力も強かった。よくわからないが、足のあたりを虫に刺されて痒いらしく、しきりに気にして、下を向く馬だった。そのために手綱を握る僕の伸ばしきった右腕が、全力で引っ張られ、腱が悲鳴を上げて、切れそうだった。
 練習30分間では、馬をうまく、操ることができず、苦労した。馬はしっかりと指示を与えてやらなければちゃんと動いてくれない。あいまいにしていると馬は自分のやりたい放題になる。人間は馬に好き勝手させないため、はっきりとした指示を与えなければならない。
 場内練習の後、いよいよ外乗(公道)に出ることになった。普通のアスファルトの道を馬は1列にパカパカと進んでいく。ある時、僕の乗っている馬が止まってしまった。こういう時は指示を与えなければならない。僕は足で馬の腹を蹴った。しかし、動かない。そこで、持っていたムチで、馬の尻を引っぱたいた。だが、動かない。インストラクターの人が後ろを振り返る。

「あ、待ってください。催したみたいです」

 すると、ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト!!!!!という音が聴こえた。一段落すると馬は動き出す。ところが、今度は僕の後ろを歩いていた馬が止まる。

「どうやら、釣られたようです」

 ボトボトボトボトボトボトボトボト!!!

 進む。道が直線に差し掛かったところで、インストラクターの人が「ここで駆け足をします」と言う。「じゃあ、合図をしたら、駆け足してください。はい、どうぞ」インストラクターの合図で、僕は馬の腹を蹴る。瞬間、馬がめちゃくちゃやる気を出す。

「ブルルルルルッ!!!」

 馬の急発進で僕は上体が前方に投げ出されそうになる。インストラクターが馬の嘶きを聴いて、後ろを振り向く。

「ああ、速い、速い!」

 僕はなんとか手綱を後ろに引いて、ブレーキをかける。馬は減速してくれた。そして、程よいスピードで駈ける。そして、ある程度進むと、並足に戻し、ゆっくり進む。途中、馬がワガママに動いて、道端の草を食み出す。ムチを入れる。

 大体わかってきていた。道の真ん中を進んでいるのに、急に端に寄りだしたと思ったら、草を食べるのだ。そこで、最後の曲がり角に差し掛かった時にインストラクターが「あの曲がり角で、よく草を食べますよー。多くのお客さんがやられています!」と言ったので、僕は予めムチに集中した。
 案の定、馬は真ん中からそれ始めた。方向転換させようとしても、言うことを全く聞かない。そして、草を食べるため、下を向こうとした時、僕はムチを入れた。すると、馬は食べるのをあきらめ、道の真ん中に戻った。こうして、外乗を終えた。

 練習30分。外乗30分。とうことだったけれど、実際には1時間半ほど馬に乗っていた。
 馬を下りて、「ありがとう」と言い、馬の首を撫でた。馬はすり寄って来た。たまらなく可愛いと思ったが、その馬はやはり牧場で一番体が大きいだけあって、すり寄っただけなのに吹き飛ばされそうになった。

 馬に別れを告げ、離れた時、僕は膝に激痛が走るのを感じた。そして、右腕、および、右胸筋に今まで感じたことのない痛みが伴っていることに気付いた。乗馬はなかなか体験できるものではないので、いい思い出だ。ただ、かなりハードだった。



 この後、夕食を食べに行った。そこで詐欺にあった。どういうことかというと、僕たちは「地元の野菜と鶏肉を使ったおいしいカレー」のノボリが立ててある店に入った。もちろん、カレーが食べたいから。店に入ろうとすると、客席に座っていた店主が立ち上がるのが見えた。サボっていたな、と思った。だが、働かせてやる。店に入ると、なぜか蒸し暑かった。おそらく、冷房を止めていたのだろう。僕たちは席に着き、セルフサービスの水を汲んで来て、飲んだ。そして、店主を呼び「このおいしそうなカレー2つ」と注文をした。

「すみません。もう終わってしまって」

「え、ああ、そうですか(終わったって、お前今日働いてねえだろ!)」

 他のメニューを観る。かなりシケたことに、その店のメニューは2つだけだった。そのおいしそうなカレーと、もう一つは・・・卵かけご飯定食・・・。

「じゃあ・・・卵かけご飯で・・・」

 すでに水まで飲んでいたので、店を出る勇気がなかった。「本日は終了しました」的なことを最初に言ってくれよ。これは詐欺だ。間違いなく詐欺だ。だが、仕方なく、食べるしかなかった。はっきり言って、うまくもない。家で食べる卵かけご飯と変わらない・・・。

 旅はメシ。メシは旅。しかし、1日に多くの幸せがやってくることはないのだろう。この日は乗馬を楽しんだ。そして、詐欺的なメシの後は温泉に浸かってのんびりした。これで十分だった。
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