スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

今日だけは行ってやるが、明日は知らね

 ああ、散々だった。今朝、夜勤明けで、疲れているところ、施設の入居者の女性に薬を飲んでもらおうと声を掛けたら、目を殴られた。寝起きで機嫌が悪かったのはわかるけれど、もうその人にはしていいことと、してはいけないことの区別がつかないのだ。

 暴力や暴言でしか感情を伝える術をなくしてしまった女性入居者。哀れむべきことだが、僕は目を殴られてカチンと来た。ふざけんな。今思い出しても、怒りがこみ上げてくるのを感じる。その女性に対して、というより、その女性をそうしてしまった認知症の進行具合に怒りを感じるのかもしれない。本当にやり場のない、なんとも言えない・・・。

 どっと疲れた。疲れているところに更に疲労を重ねて帰って来た。何のために・・・でも、まあこうして耐えている人間がいるからこそ、救われている人間だって、世の中にはいるのだろう。その入居者の家族なんかは間違いなく助かっているはずだ。そして、何よりその入居者も僕らが世話をしているからこそ、生きることができるのだ。そうでなければ、その女性には行き場がない。ここ(僕の職場)にしか居場所はない。どんなに暴言やツバを吐き、暴力を振るって嫌がっても、その人の終わりの地はここなのだ。ここ(僕の職場)にしか居場所はない。だが、居場所があるだけましだろう。

 この前、入院したのだが、たった1日過ごしただけで退院させます、と病院から連絡が来たほどだ。これには驚いた。おそらくかなり暴れてくれたことだろう。退院時のサマリーを読んだが、入院時の理由と退院時の理由が同じだった。簡単に言うと、暴れて困るから引き取れない、だ。結局、たらい回しにされて、こちら側の施設にまた落ち着くことになった。 病院を追い出されるくらいだ、きっと相当のものだろう。

 僕はその人の暴力や暴言のせいで、何度出社を拒否しようかと思ったことだろう。腹を思い切り蹴られるし、腕を噛み千切られそうになる。急所をピンポイントで狙ってきたりする。ある日、女性スタッフに「Tさんは掴まれる髪の毛がないからいいね」と言われた。軽く傷つきながらも、僕は、その入居者の女性に日々、ひっかき傷をつけられながら、なんとか働いている。毎日「今日だけは行ってやるか」という風に。今日行けば、今日だけは他の人が救われるだろう。
スポンサーサイト


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

たびびと

Author:たびびと
こんにちは、たびびとです。
ようこそ、ぼくのブログへ。

介護職員のバイトをしています。
時間がいっぱいあるので、ブログ始めてみました!

広告
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。