無気力な日々

 何というか最近、天鼓の態度がデカくなってきた気がする。妻のことは母親と思っているようで、よく甘えているのだが、僕のことは都合の良いオモチャかなにかと勘違いしている節がある。一家の大黒柱たるこの僕に対する態度ではない。



 かわいい猫なのだが、どうも舐められている。今朝も僕の脚元に思い切り伸びて寝ていた。妻の方でなく、必ず僕の脚元に寝るのだ。

 それにしても体調が良くない。全然気力が湧いて来ないのだ。体調が悪いことと、嫌な仕事が目前に控えていることが重なり、この6月というのは憂鬱で無気力だ。あと3日すれば嫌な仕事が終わるから、あとは体調を戻して、楽しい夏に突入したい。いや、楽しいばかりじゃダメだ。勉強をして、資格を取って、来年の5月で仕事を辞めるのだ。もう今の職場で6月まで働けるほど、僕は忍耐できない。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

心臓を止めて

 6月になったと同時に体調が悪くなり、無気力な日々を送っていた。今もかなり無気力だ。咳が止まらなくて、特に夜寝る頃に酷くなって、眠れない。睡眠不足で仕事に行き、疲れて帰って来て、夜はまた眠れない。この繰り返しだ。温かいものを飲むと咳にはいいらしい。さきほど緑茶(夜沢山飲むものでもないが)を入れて一息入れた。途端に全細胞が同時加速するほどの音速の咳に見舞われた。緑茶は今夜の一杯のために終わってしまった。一日100杯は緑茶を飲まないと気が済まないのに、なんで終わってしまったのだ。緑茶はどこへ消えた?次は思い切って玉露を買ってみようか(味もわからないくせに)・・・

 昨日は夜勤明けだった。咳き込み過ぎて胸が痛くなり、寝る間を惜しんで(眠るというか、まあ眠れないんですけど)病院に行くことになってしまった。その病院は2時間待ちで忙しそうだった。医者はマイクのようなものを手に持って現れた。忙しい理由はおそらくこのマイクのような最新鋭の医療機器にあるのだろう。最新の設備、腕のいい医者、2時間待っても損はない。そのマイクのようなものに息を吹きかけた瞬間にウイルスなどを瞬時に判別して、それに合わせた薬の処方があるのだろう。
 医者は話しかけた。手に持っているマイクのようなものに。それは本当にマイクだった。そのロボットのような棒読み口調で発せられた言葉がPCの画面上に変換されていく。変換ミスがあったら、また同じ言葉を話しかけた。彼は僕の書いた問診票を見て、そこに書かれている言葉を読み上げて、電子カルテを作成して行った。僕は医者とマシンとのやりとりの一部始終を見ていた。一通りデータ入力が済むと彼は「はい、もういいですよ。お大事に」となんの感情すら持ち合わせないようなロボット口調で言った。

 咳が出始めると、自分の意思ではもうどうにも止められない。夜、ベッドに横になる時、発作的にその連続した咳に見舞われると、もう心臓が止まってしまっても構わないから、ゆっくりと深く眠りたいと思うのだった。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

しばらく動けなかった

 真っ黄色というかほとんど褐色に近い脱水症状気味の尿を便器にジョボジョボ注ぎながら「ああ、僕も長いことはない」と人生に儚さを感じた。
 夜勤の最中から喉の痛みを覚え、明け方には鼻水が流れ出した。午前11時を過ぎた辺りでもうどうでもよくなった。身体から悪臭が立ち上っていた。周囲に迷惑をかけている事は明らかだった。仕事でちょっとした悩みがあって、それは他人からしたら大したことではないかもしれないが、僕には致命的なものに思われた。自分が嫌になった。いや、自分を嫌いにさせるような人間社会を呪わしく思った。
 退勤して真っ直ぐ駅に向かった。駅では定期券を購入した。今日から6月だ。納得がいかなかった。なぜ6月が始まり、定期券を購入しなければならないのか。僕はこの流れに納得していない。僕は服従が嫌いだ。6月に屈した自分が許せない。しかし今は黙っていてやる。そのうち見ていろよ(何がだよ)。

 自宅最寄駅でなんとか寝過ごさずに下車した。昼になっていた。夜勤なのになんで朝でなく、昼過ぎに帰宅しなければならないのだろう。腹が減っていた。フラッペが飲みたくなったので、ファミマに寄った。フラッペを買い、コーヒーマシーンで注いだ後、フタを閉めようとしたら、容器が倒れてしまった。コーヒーマシーンの置いてある台に盛大にフラッペをぶちまけてしまった。店員さんを呼ぶと「あら、大変!」と言って、ペーパータオルをとってきてくれた。僕はただ謝るだけだった。店内を汚して、清掃までさせてしまったのに、店員さんは新しいフラッペの容器を持って来てくれた。中に入っている凍ったものをほぐしてからコーヒーマシーンで抽出したものを入れ、ストローでシャリシャリやるとうまくシャーベット状になる。だが、ゆっくりとほぐして美味しく飲もうとも思えず、その場に留まりたくなかったので、真ん中に空いた穴にそのまま液体を注ぐと一言また謝り、そそくさと店を出てしまった。もう味など感じなかった。ただ胃に落とし込むだけだった。

 帰宅してすぐにシャワーを浴びた。激しく咳き込んだ。その途端下腹部に激痛が走り、「うぃッ!だッ!」と叫んで浴室に倒れ込んだ。しばらく動けなかった。痛みが治まると今度はしばらく考え込んだ。
 食事を摂り、洗濯物を干し終わると眠りについた。夜勤明けのいつものパターン。

 妻からの着信音で目覚めた。しまった、と思った。夕食の準備も何もしていない。iPhoneがなかなか見つからない。どこに置いたかも覚えていないのだ。見回すとベッドの下に落ちていた。いや、置いたのかもしれない。横になった瞬間、記憶する間もなく寝たのだろう。やけに体が怠く、熱っぽかった。シャワー浴の際に考え込んで知恵熱が出たのだろうか。いや、それほどの知恵を僕は持ち合わせていない。しかし、馬鹿ではなかった。馬鹿は風邪を引かないからだ。おそらく僕は馬鹿ではない。いや、自分をバカだと思いたくないので、風邪と引いたことを安心の材料にしたいのだ。そもそもこんな問答自体馬鹿げている。37.2℃の微熱があった。大した熱じゃないが、体が鉛のように重かった(あなたは鉛がどんな重さかご存知ですか?僕は知らない)。

 それにしても仕事の帰り道で銀行のガラス窓に映る頭髪の薄い自分の姿を見た時はショックだった。いやわかっているんだ。でも、悪いところからは普段目を逸らすものなのだ。おそらくは遺伝で髪が薄くなったのだが、随分くたびれていたので、苦労とストレスで脱毛症になってしまったみたいに見えた。まあストレスもあるだろう。ストレスを感じない日がないからだ。僕は6月病になってしまったのだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
プロフィール

たびびと

Author:たびびと
こんにちは、たびびとです。
ようこそ、ぼくのブログへ。

介護職員のバイトをしています。
時間がいっぱいあるので、ブログ始めてみました!

広告
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2015/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR