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9月始めの風

 僕には無関係の人々のように8月が通り過ぎてしまった。僕にとって誕生月であり、熱帯夜であり、星空には銀河鉄道が走っており、吉田拓郎の『夏休み』が聴こえてくるような、そんな特別な月だったはずなのに。それなのに・・・それなのに、この8月の大半は曇り空に覆われた、憂鬱な日々だった。どんよりとしていて、じめじめとした陰鬱な旅路を頭痛に悩みながら重い足取りで進む放浪者のように、僕はどこかに憩いの場を期待して、一歩一歩足を前に踏み出していたつもりだった。8月のどこかにカラッと晴れた空を期待して。ところが8月は僕にとって不快な日々を数え続けた。晴れていても、どこか気持ちが悪かった。

 日照時間が少なかったり、日差しが弱いものだから、植物たちの成長が心なしか遅い気がする。もっと葉の数が増えてもよさそうなのに、伸びてもよさそうなのに、目に見えて成長した感じがしなかった。野菜も育たず、値段が上がっていると言われるくらいだから、きっと僕の家の観葉植物の育ちもよくはなかったのだろう。

 今日は夜勤だったから、結構疲れた。さきほど、TSUTAYAまで歩いて行って来た。妻と一緒に、自転車を交代しながら。徒歩30分ほど掛かった。往復で1時間ほど。帰り道、僕は少し走ってみた。相変わらず頭が痛かったが、なぜか心地よかった。もう秋の風が吹いているような気がした。肌にあたる風は涼やかだった。体調が悪くて、寝床に臥せってばかりだったためか、久しぶりの運動は気持ちの良いものだった。9月はどんな月になるだろうか。

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裏切りの太陽

 出勤直後にとある入居者を買い物に連れて行ってくれと上司に言われた。「ふざけんじゃあないぜ。貴様が連れて行くといい。この俺は忙しいんだ」と言えるはずもなく、それに承諾した僕は午後の天候が土砂降りになることを神に祈っていた。天気予報も雨だった。外出できるはずがない。ところが、僕の切実なる祈りも虚しく、午後になると太陽が眩しかった。8月の大半は曇り空と雨だったはずだ。太陽なんて見たことがない。『8月』という夏の代名詞とも言えるほどの月を、僕の大好きな『8月』という月を、およそ夏らしくない月にしてしまった天候は、ここに来て、望まれぬ夏を僕の頭上にもたらした。太陽が照りつける土地を、僕と車いすに乗った入居者が進んでいく。暑い。

 コンビニに入ると、どこからか来た年老いた女性が「○○寺の・・・」と僕に話しかけてきた。「僕は坊さんじゃあないですよ」と伝えた。女性は不思議そうな顔をしていた。その女性はコンビニ店員にも話しかけられていた。どうも顔見知りの女性らしかった。言動がどうも僕の見慣れた認知症のそれに類似していた。もしかしたら、あの女性は認知症なのかもしれない、そして、地域の方々に温かく見守られているのかもしれないと思った。
 入居者が次から次へとカゴにお菓子を入れるのを、棚に戻しながら、僕は思った以上に時間が掛かってしまっていることに気づき、じりじりと心の中が焼けてくる感覚に襲われ始めた。この裏切りの夏日に忙殺されたらたまったものではない。入居者を何とか納得させて、会計を済ませた。レジ横のタバコやらお菓子やらを陳列した棚を入居者が引っ掴んだが、その手を丁寧に外し、「会計は終わっている。次の買い物の時に買いましょうね」と伝えて、外に出た。

 施設の夕食作りをしていると、フライパンで熱せられた多めに注いだ油の中に指を投入してしまった。半分唐揚げになってしまった指を流水で冷やしながら、これは「太陽のせいだ」と思った。夏らしくない日々を送っており、それに慣れていたのに、急に夏を取り戻したものだから、その暑さにやられてしまったのだ。せっかく今まで思い通りだったのに。よし、今日もきっと曇るだろうし、雨も降るだろう。絶対に降る。雨よ降れ、とさえ思っていたところに、ギラギラと眩しい太陽だ。せっかくうまい具合に右肩上がりになっていた気分が「いきなり」下降を始めたのだった。この気持ちを理解してくれる人は少ないかもしれない。右肩上がりになり始め、よしもっと頑張るぞ、と決意した瞬間に、思わぬ下降線をたどり始めた時の気持ちを。

 しまったー、ボーッとしていたら、日付が変わっていた・・・

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今日の夕食は鶏の唐揚げでした、以上。

 近頃雨ばかり降る。8月の空模様はいつもいつも灰色と白が入り混じった曇り空で、その上に広がる青い空を僕は想像した。懐かしいような気がした。しばらくまともな青空を眺めていない。地上には今、洗濯物の生乾きのニオイが漂っている。雲の上に物干し竿を立てて、そこに洗濯物を干したらよく乾きそうだ。

 頭が痛い。瞼が重い。すぐに疲れてしまう。

 思い返してみると、今日はほとんど何もしなかったような気がする。記憶にあるのは、友人が一生懸命作っていたウェブページが完成したという報告を聞いたことと、夕食に鶏の唐揚げを揚げたことくらいだ。一体、僕は一日何をしていたのだろう・・・。

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夜勤明けのカフェフラッペ

 夜勤明けにファミリーマートでカフェフラッペという250円の飲み物を購入して、電車の中で飲みながら帰って来た。この飲み物は職場で同僚のスタッフが話題にしていたものだった。その同僚のスタッフは、別のスタッフから「カフェフラッペ」の事を聞いていたので、試しに駅前のファミマでソレを購入し、僕と同じように電車の中で飲みながら帰ったということだった。味はおいしいが、なかなか量が多かったため、最寄駅に到着しても飲み切れなかったという。「僕も明日買ってみます」と言って、僕は夜勤明けのカフェフラッペを楽しみに勤務に励んだ。とてもささやかな楽しみだった。

 「カフェフラッペ」という商品名は退勤後、コンビニに入る直前にスマホで調べておいた。同僚からは正式な名称を聞き逃していたからだ。話に出てくる飲み物の特徴とその値段から、ネットで検索しておそらくこの飲み物だろうと見当をつけた。ファミリーマートに入ってから挙動不審にならないように、購入方法まで完璧に調べた。

 まずは氷が入ったカップを購入する。購入後にカップの氷(シャーベット)を崩して、機械でコーヒーを注いで出来上がり。すぐさま店内でカップの捜索に取り掛かった。アイスクリームが並ぶ冷凍庫に入っていることなどお見通しだった。推理小説を読みだすと徹夜で読んでしまう母親の血を引いているだけあって、僕は鋭い推理力を発揮した(ちなみに推理小説はあまり読んだことがないし、読みながら推理しなことなどない。ただ、何も考えずに文章のレールに乗っかって、誘導されるだけの酷い読解力をしている)。
 しかし、冷凍庫にカップは一つもなかった。クソ!売り切れか!と思ったが、「カフェフラッペはレジにてお求めください」と手書きの案内があった。そこでレジまで行き「カフェフラッペを下さい」と棒読み風に言ってみた。店員は一瞬でカフェフラッペのカップを持ってきた。

 カップにはおそらくは甘いコーヒーの味がする茶色いシャーベット状のものが固めてあり、真ん中が空洞になっていた。会計を済ませて、機械の前に行った。僕は慎重に機械の表示板を観察した。いくつかコーヒーのボタンがあり、それぞれ種類が違う。ここでシケたら、カフェフラッペは完成しない。カフェフラッペのボタンをしっかり確認して、ボタンを押した。ボタンを押してから、シャーベットを崩し忘れていたことに気付いて、心の中で「しまったー」と叫びながら、ボタンを押してからコーヒーが抽出されるまでのわずかな時間の狭間に僕は大急ぎでカップを握りしめて、シャーベットを崩した。なんとか無事カフェフラッペは完成した。完璧だ。

 レジ横で容器のフタを取って、被せようとしたら、サイズが合わなかった。店員が「お客様カフェフラッペのフタはこちらです」とフタを渡してきた。

「え、え?ううああ、すみません」僕の心は狼狽えた。

 僕はここで初めて、いや、最初から必死で隠そうとしていたが、ついに挙動不審な言動がはっきりと表に出てしまったのだった。いつもあと一歩のところで詰めが甘かった。心の油断、集中力の欠如が、僕自身を貶めた。こうして生きづらさを感じるあらゆる過程を不満足ながらも、なんとか乗り越えて、僕はカフェフラッペ片手に駅の改札を潜り抜けた(いや、ちゃんと切符を自動改札に通したんすよ)。ちょうど数分後に出発する電車に乗り込んだ。座席に着くと、念願のカフェフラッペを下痢しないように気遣いながら、全力のペースで飲んでいった。そのうち同僚の最寄駅を通過した。同僚が言っていたように確かに飲み切ることができなかった。僕はコーヒーを飲む速さには自信があったのだが、下痢しないように気遣った飲み方が、ペースをスローダウンさせていたのだった。今朝は雨が降っており、気温も低かった。はっきり言って、カフェフラッペを思い切り飲みたい気候ではなかった。そんな気温の低さと、Tシャツ一枚の薄着と夜勤明けの不健康な心と体、そこにカフェフラッペというシャーベットの冷酷さにより、僕の胃腸は悲鳴を上げていたのだった。今回は機を誤ったが、おそらく猛暑で体調が良かったら、カフェフラッペなどアメリカ人のように一口で飲めたはずだった。

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夜半「川の様子を見に行く」

 夜半の雷雨に目を開けた。青白い光の明滅が遮光カーテンの隙間から漏れて来ていた。瞬間、まぶしいくらいの雷光。次いで耳をつんざき、心臓を揺さぶるような雷鳴。この世の中の眠りの浅い神経質な人間たちがおそらく一斉に目を覚ますような凄絶なる音響。外出して1秒足らずで、全身がずぶ濡れになるくらいの猛烈な雨の音。扉の向こう側では猫が怯えたような声を上げた。二度寝叶わず、猫の甘えに付き合った午前3時過ぎ。昨夜は激しい頭痛があり、ロキソニンとちょっと眠くなる薬を服用して、やっと1時頃に寝たというのに・・・・。

 この時、近くの川が溢れ返って、日頃よく行くカレー屋さんのある通りを冠水させ、その通りの店舗や家屋、駐車場の車を軒並み浸水させていることなど想像しえなかった。死人が出たことなど尚更のことだ。ただ、出勤までには雨が弱まればいいのだが・・・とだけ思っていた。

 雷雨の音の隙間々々にサイレンの音を聴いた。それから何か拡声器のようなものから出てくる音声も。だが、何を言っているのか全く聞き取ることができなかった。窓際に行っても到底聞き取れなかった。窓を開けるなどもっての外だった。一瞬で室内を水浸しにしそうだったから。しかし、体験したことのないような雷雨と相まって、そのサイレンと音声には何か尋常ではないものを感じた。とはいえ、僕に何ができたろう。

 次第次第に夜が明けた。相変わらず雷雨が続いていた。窓の外は白んできてはいたが、いつもよりずっとずっと薄暗かった。一旦は3時過ぎに起きたものの、途中で床に転がって、ほんの少し眠っていたらしかった。さきほどまで腹の上で甘えていた猫はTVの裏側で怯えていた。スマホのアラームは午前5時を示した。

 スマホの緊急速報が、僕の住んでいる地域に避難勧告が発令されたことを告げた。避難?避難しなければならないほどの災害が起こっているのか?僕にはよくわからなかった。避難した方がいいのか?出勤の準備をしていてよいものなのか?はっきり言って、こういうことは初めてだから、どうしたらよいのか全くわからなかった。避難場所も知らなかった。僕は寝ていた妻に「避難勧告が発令されたって。気を付けてね。僕は仕事に行ってくるよ」と言って、家を出た。通勤途中、道路が泥だらけになっているのを見た。泥など一体どこから持ってきたのだろう?よくわからなかった。



 通りかかった橋の上から川を撮影した。水かさを増した濁流が橋桁付近にまで迫っていた。その時は駅までの道を急いでいて全く気付かなかった、欄干に枯草やなんかが引っかかっていたことに。夜半の雷雨で、水位はとうに欄干を上回り、水があふれていたのだった。おそらく、午前3時頃のサイレンは、それに対する警告だったのだろう。人々が寝静まっている時刻を狙った災害に如何にして対処ができよう。無防備な状態に襲いかかる災害に人間は無力でしかない。

 最寄駅で電車を待っていたが、一向に来る気配がない。電光掲示板は40分以上遅れが出ていると教えてくれた。構内アナウンスは、いつも乗車する電車が運休になったと言っていた。どうしようもなかった。上司に連絡し、次いで夜勤さんに連絡した。心の中で「よーし、こうなったらもっと遅れろ!どうせ遅刻するのなら、徹底的に遅れてしまえ!」と不謹慎なことを思っていた。そんなことを思ったためか、最速で職場の最寄駅に到着する特急電車がやって来た。アナウンスは、今回に限り特急券なしでの乗車ができると言っていた。これを逃したら、次の電車がいつやってくるのかわからなかったので、仕方なく乗車した。

 妹からLINEで連絡があった。僕の住んでいる地域の災害情報をニュースで見たという。早朝に姪っ子が大泣きして、家族全員起きて、ニュースを見ていたらしい。行政の避難所マップを確認すればいいとアドバイスをもらった。その時すでに避難するほどのことでもないと思っていたから、仕事に向かっていたが、実際危険が迫っていたら、危険から身を守る行動を起こせただろうか?僕はおそらく無抵抗に死んでしまうだろう。

 結局、職場には8分遅刻した。電車の遅延証明を提出したから、遅刻による給与の控除はないのだが、それにしても8分とはほぼ間に合っているようなものだった。かなり中途半端な遅刻だった。いつもの電車が運休し、特急電車が40分以上も遅れているというのに、8分だけの遅刻。おそらく、駅から職場までトイレに寄らずに軽く走っていたら、遅刻などしなかったくらいの時間だった。ほぼ間に合っていたので、あまり焦ることもなく、普通に業務を始めた。

 商店街の人々は大変そうだった。仕事帰りに通りを歩いたら、全店舗浸水しているらしく、荷物を運び出して、泥を掃き出す作業に追われていた。テレビカメラもやってきていた。相当酷かったのだろう。あの深さのある川が溢れることなどほとんどないと思っていたのに。もし午前3時に「川の様子を見に行く」という危険な好奇心に駆られていたとしたら・・・・しかし、午前3時の僕は運良く眠かった。

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私は猫になりたい

 ここのところ雨が降り続いていたため、洗濯も満足にできていなかった。昨日は仕事の制服を洗濯して、部屋干しして、除湿器と扇風機を1日中稼働させていた。歩いていける距離にコインランドリーがあったらよかったのだが。今は雨が降っていないが、いつ降り出してもおかしくない天候だ。おそらく洗濯物はしっかり乾かないだろう。なぜ、ここまで雨が続くのか。世の中には生乾きのニオイが蔓延し出しているというのに。風呂場にはカビが繁殖し始めていた。雨が降り続いて、空気が常に湿気を帯びた状態だからなのか。昨日からカビキラーをめちゃくちゃなフォームで、噴射して、ある程度カビを殺戮しておいた。今朝は洗剤で浴室の壁や床を掃除し、銀イオンの煙を焚いた。これで一月はカビの繁殖を抑え込めるはずだ。それにしても雨ばかり。今年の夏は暑さも不完全なままで、冬は本当に冷え込むのではないか。寒がりな僕としては心配なところではある。

 雨が降っていないというだけで、いつ降り出してもおかしくない状況にも拘わらず、妻は自転車で出勤して行った。朝から「サドルの高さを調節して」と言われた。自分で高さを合わせたらいいのに、と思ったが、サドルの調節には結構な力が必要だった(実際、自転車屋の覚束ない説明をする女性店員もサドルの調整の際に、指が骨折するのではないかというほど、あり得ないくらい曲がっていた)。調整したサドルの高さが適切かどうかを確認する暇もなく、妻は出かけて行った。自転車屋では全く乗れていなかったため心配だ。しかし、僕も自転車に乗りたくなってしまった。とても楽しそうだ。

 今、猫がベッドで寝ている。妻は猫がベッドで寝ることを許さない。妻は猫アレルギーだからだ。こんなところを見られたら、また怒り出すだろう。しかし、いくらベッドから降ろしても、水をかけても、猫はベッドで寝てしまうのだった。とても気持ちよさそうに寝ている。こんなに気持ちよさそうに寝ている姿を見てしまったら、もう僕には動かす力が1ミリたりとも残っていない。仕方ないので、後でベッドを掃除するしかない。好きなところで寝る、これが猫の幸せなのだ。
 猫は朝5時に起こすくせに、すぐに寝てしまうのだ。こっちは仕事があるというのに。私は猫になりたい。

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尿人間を撃つ

 昼休憩を含む9時間もの間、僕は一度もトイレに行かなかった。不健康極まりない。勤務中は労働による発汗で、おそらくは水分が膀胱に満ちることはなかったのだろう。その代わり凝縮された尿が膀胱を毒で満たしていたことだろう。仕事が終わった後になって、一度もトイレに行っていなかったことに気付くと、自分の体から強いアンモニア臭がするような気がした。帰り掛けにスーパーに立ち寄って、一応トイレを済ませた。それでも帰りの電車内にはすさまじいアンモニアが満ちていたように思う。長時間排尿しないことにより、僕自身が尿の塊のような人間になってしまったようだった。ハエと人間を合成して、ハエ人間ができるように、尿と人間を合成して、尿人間ができても何ら不思議ではない。尿人間は、爆弾の導火線の火を消して英雄になった小便小僧になるどころか、逆に体から発するガスに導火線の火が引火して、さらに大爆発を起こし、味方部隊に甚大な被害を引き起こすだろう。ろくなもんじゃねえ。
 そういえば、友人が職場で「大便の臭いがする。誰か漏らしやがった!くっせぇえええええ!!!」と毎日のように言っている。彼の職場は僕のように介護の現場ではない。一度、会社見学に行ったことがあるけれど、かなり清潔感のあるオフィスだったし、その際は全くウ○コの臭いなどしなかった。一体どういうことだろう。まあ、これは極めて都会的なスメハラの問題であって、ことによるとナイーブな心を傷つけかねない非常にデリケートな問題であるから、僕はもう何も言うまい。

 それにしても疲れた。
 施設内で、介助するのが僕と分かると甘えきって、全然力を入れてくれないご利用者がいる。そのことを知って「あれ、他のスタッフの時はちゃんと立っていたと聞きましたよ。僕も腰が酷く痛いんです。自分で立ってくださいよ」と言ってみたのだが、「それが力が入らなくて、立てないんですよ」と返された。訳あって、本当に力が入らないのかもしれない。そう思って、今日も支えていたのだが、凄まじく体が重く、その人の立位を後ろ側から中腰で支えていた僕の腰が全力で悲鳴を上げた。ばああああああああああああああああああ!と腰が叫んだ。
 腰痛が酷くなったために仕事も全然進まないような気がした。実際仕事が進まなかった。全然仕事をしていない人のようになってしまったし、仕事をしていない人のように思われてしまったに違いない。クソ!

 帰宅すると先日のいざこざから、口を聞いてくれなくなった妻がごろんと横になっていた。昨日から洗い物がそのままになっていた。洗濯物も干しっぱなしで、取り込まれている様子はない。しかし、妻は化粧をしていた。どこかに出かけていたのだろう。先日購入した自転車に別売りのチェーンを付け加えたのだが、その鍵を自転車屋が袋に入れ忘れていたことに気付いていた。どうやら、妻は自転車屋と当初から予約していた歯科医院に行って来たようだった。他にもどこかに行っていたかもしれない。しかし、家に入ると彼女はごろんと横になってしまうのだ。もう何もしない。口も聞いてくれない。
 僕は悲鳴を上げる腰にさらに悲鳴を上げさせて、中腰になって食器を洗い、夕食を作った。今日の夕食は焼きそばだ。それと夏の定番、焼きナス。腐りかけの南瓜の煮物。ちくわの穴にチーズを入れたもの。帰宅した19時頃から作り始めた。
 リビングから寝室のベッドに移って横になっていた妻に夕食ができたことを知らせると、彼女はリビングにやって来た。そして、明日の弁当にちゃっかりおかずを詰めてから、夕食に取り掛かった。一言も口を聞いてくれなかったが、ご飯だけはしっかり食べていた。その後、僕はまた洗い物をしながら、時計を気にしていた。
 僕はぶつぶつと独り言を言いながら、洗い物を適当に済ませて、シャワーを浴びた。想像では体からアンモニア臭が漂っており、それに加えて、汗と疲れたおじさんのニオイがしていたはずだった。頭髪もキレイに剃らなければならなかった。最低でも3日に一度は頭髪を丁寧に剃らなければ気が済まなかった。3日以上放置するとT字カミソリの刃が剃った頭髪で目詰まりする可能性があるからだ。

 今、僕は尿人間から解放された気分でいる。明日は夜勤で非常に憂鬱だが、考えても仕方のないことだ。明日が終われば、明後日がやってきて、明後日が終われば、また夜勤がやってくるのだ。これが未来永劫止めどもなく回転していくのだ。この回転のうちに、僕は何発の銃弾を撃ち込めるかだ。その銃弾が、もしかすると回転に変化を与えるかもしれない。もし、回転を変化させられる銃がその辺りに一つでも落ちていようものならば、僕は迷いなく、その引き金を引くことだろう。銃弾が尽きるまで、僕は惜しげもなく、きっと撃ち続けることだろう。

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いざこざ

 妻が転勤して、職場が家の近くになるということで、今後は自転車で通勤したいと希望した。そこで自転車屋に行った。説明の覚束ない店員に、覚束ない説明を受けながら、二つの折りたたみ式自転車を試乗させてもらった。そのうちの一つに決めて購入した。当初から妻が機能性ではなく、「オシャレなのがいい」と言っていた通り、JEEPの折りたたみ式自転車を購入した。試乗した妻の姿を見たが、全く乗れていなかった。本当に自転車通勤なんてするのだろうか?事故らないか心配でならない。

 帰宅すると妻は自転車を部屋に持って行くと言い出した。新品だったし、いきなり盗難に遭うのではと心配なようだった。「ベランダで乗る練習する」と言い出した時は驚いた。狭いベランダで練習できるはずがないのだ。

 折りたたみ式とは言え、自転車は結構な重さがあった。部屋は2階にあるから、そこまで運ばなければならなかった。駐輪場に置けばいいと言ったのだが、言い出したら他人の言う事など聞かないワガママな性質を今日に限って全面に押し出した妻は「持っていく」の一点張りだった。そんな重い物を一体誰が持っていくのか?それはもちろん僕だった。

 夜勤明けで疲れているばかりでなく、最近は腰の状態があまりよくない僕は、初めは妻のためと仕方なく運び始めたが、数歩進んだ瞬間に「ここ(駐車場)に置いて行こう」と弱音を吐いた。サディスティックな妻はそれでも「持っていく」と言った。

 寝ていない上に、腰の悪い僕はめちゃくちゃなフォームで階段を一段一段登って行った。その一段一段の踏み出しと共にイライラが心の底から湧き上がって来た。

 部屋の鍵を開けた後、イライラが大爆発した。自転車なんて部屋に置いたら邪魔やろ、ああせっかくの新品なのに無理に運んだから傷が付いた!等々、モテない男特有のネチネチとした口撃を開始した。すると妻は「うるさい」と言って、黙ってしまった。彼女は黙ってテレビを観始めた。僕はベッドで不貞腐れて、もう寝るしか選択肢は残っていないことに思い当たった。

 僕は今、この「不貞腐れ」というやつを極めてもいいと思い始めた。

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この雨で菊の花も散るだろう

 午前11時だというのに外は薄暗かった。室内の植物たちは血色を失い、作り物のように見えた。しとしとと雨の音がした。カーテンを開けると、想像通り空一面雲が覆っていた。ベランダが雨に濡れ、サンダルの中に水溜まりができていた。雨脚の強まる中、僕は今日という日が一体どんな日なのか少し考え、故郷を思って手を合わせた。

 今年の夏は雨が多い気がする。もう8月も半ばだというのに、暑い日が少ないように思えた。秋の到来が早そうだ。短パンの出番は思ったほど多くないかもしれない。

 これから夜勤に備えて眠る。今日も5時に猫に起こされて、とても眠いのだ。昨日チャック全開で働いていたのに、誰も何も言ってくれなかったことが心に引っかかって、全く眠気がやって来なかった。というのは冗談であるが、何か心に引っかかるものがあるのは確かだ。

 故郷の墓。あの山の斜面に作られた薄暗い墓地。墓参りの際、傾斜に足を捕られ、尻餅をつきそうになるほどの。お供え物の菊の花は、この雨で散ってしまうだろう。それなのに僕は窓外の風景に目を細めることしかできなかった。

 遠雷が聴こえた。また一段と雨が強くなった。

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チャック

午前中、チャックが開いたまま仕事をしていた。トイレに行って閉め忘れたのでなく、出勤して制服に着替えた際に忘れたらしい。その間、女性の職員たちに囲まれていたし、来客もあった。誰も気付かなかったのか。気付いていたが、誰も言ってくれなかったのか。

それにしても仕事が始まってから帰宅するまでのおよそ13時間、僕はトイレに一回しか行っていない。とても不健康な生活だ・・・

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テンションが一瞬で下がった

 短パンを購入した。短パンは短か過ぎて、椅子に座ると膝上20cmほどになってしまう。僕はすさまじく毛深いので、見た目は汚いが、とても涼しい。もっと裾の長い短パンが欲しかったのだが、今は短いやつが流行しているためか、丈の長いものが一つたりとも見つからなかった。テレビで膝上の短パンを女性たちが評価していたが、誰ひとり「カッコいい」などとは言っていなかった。モテない。僕はゴリラ並みの毛深さだから、女性たちには嫌われてしまいそうだ。

 手つかずの自然を分け入って、古代文明の遺跡を探索する昔の探検隊が愛用した短パンのように、その短パンは短すぎた。アマゾン奥深くを探検する隊員たちが数多の虫たちに刺され放題の短パンを履くはずがないのだが、僕の脳内の彼らには短パンが欠かせなかった。常に短パンを履き、なぜか虫取り網を片手に森林の奥深くに進んでいくのだ。もはや古代文明などは心の中で半ば諦めており、その探索の過程における副産物の未確認昆虫の方を楽しみにしているといった風に。このイメージは、ひとしくん人形の影響を大きく受けていることは否めないが・・・・

 なぜ、今頃短パンを買ったかと言うと、暑かったからだ。夏用の薄い生地のズボンを持ってはいるが、ずっと着用していると、そのズボンだけにダメージが集中して、すぐに傷んでしまう。いや、もういつ破けてもおかしくない。昨年辺りからずっと履いており、写真などを確認するといっつもそのズボンを履いている。職場に行く時も大体そのズボンなのだ。そのためズボンを一本しか持っていないような気にもなってくる。それしか持っていない訳ではないので、他のズボンを履いてみた。黒いズボンに白い半袖のボタンダウンシャツ。すると妻に「学生みたい。ハゲているからおじいちゃん」とバカにされた。仕方なく数多くのゾンビたちが愛用するジーパンに履きかえて外出したのだが、客観的に見て、季節感がないし、実際に暑かった。
 実は初めから短パン購入を目的にした外出ではなかった。たまたま外出先で短パンを見かけて、涼しそうでいいな、と思ったのだ。衝動買いというやつだ。妻には割と似合っていると言われたので、満足している。

 こうして短パンを購入して満足した僕は、夕食にマルゲリータを齧っていた。すると電話が鳴った。職場からだった。電話に飲んでいたコーラをこぼして、故障したことにしたかった。電話に出ると上司からだった。上司は「今日夜勤の人が来ない。電話をしているが、連絡がつかない。0時でいいから出勤してほしい」と言った。「ふざけんじゃねえ、知らねえよ。あんたが代わってやれよ」とは言えない僕は、とてもガッカリしながら「今外出しています。多分間に合うとは思いますが・・・」としぶしぶ了承して、電話を切った。テンションがガタ落ちだ。食後もしばらく買い物を続けていたが、ストレスで先ほどのマルゲリータが胃の内壁に頑固にへばりついてしまったかのように消化不良を起こして、キリキリと悲鳴を上げた。ううああうああ。

 23時半。僕は出勤していない。上司から再度連絡があった。「夜勤さんと連絡が着き、今から職場に来るから、Tさんは出勤しなくてよい」とのことだった。ホッとした。帰宅してから、僕は短パンの短さをしつこいほどに確認している。明日から僕は短パンで出かけるだろう。ゾンビが常にジーパンを履いているように、僕は短すぎる短パンでお出かけするのだ。

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夜勤前後の生活リズム

 夕食を作り始めたのは19時を過ぎてからの事だった。夜勤明けということもあり、それまではゆっくりと過ごしていた。昼過ぎから夕方までを寝て、19時頃まではスマホのゲームをやったり、2chのまとめサイトの記事を読んだりしていた。人間の特徴の捉え方についての考察をしたり、しなかったり。SF小説の書き方を学んだり、学ばなかったり。いや、人間の特徴についての考察や小説の書き方の勉強など本当はしていない。それどころか、この前読もうと思った『銀河鉄道の夜』を一文字も読んでいないのだ。はっきり言って、かなりダラけて過ごしていたが、それ以上何かをしようという気力も起きなかった。気力が全くないけれど、いつもいつもこの何もやろうとしない調子を、自分自身もどかしいと思ってもいるのだった。

 夜勤を終えると、いつも思う。「また蝕まれたな・・・」と。はっきり言って、自分の健康状態は良好とは言えない。胃腸の調子はよくないし、時折立位が保てないほど腰痛が辛い時もある。頭痛がある。肩こりがある。休日も疲れが抜けきらない。昼間でも眠すぎる等々。何かをやろうとする気力が欠如する事もまずい。それは自分のモチベーションを上げる努力が足りないからだと自覚はあるのだが、ついつい労働のせいにしてしまっている。何を言っても、それが一番楽だからだ。言い訳を作って、ダラけていたら、それは楽だ。今楽した分、後で大変な思いをするだろうという不安感を抱えることにもなるし、実際その通り苦労することにもなるが。

 「夜勤をしている人は、どういう生活を送っているのだろう?」

《就寝》
 僕は夜勤の前日、通常通り0時前に寝ている。0時以降起きていてもあまり意味がないからだ。夜勤に体を合わせようとして、明け方近くまで起きているという方法もあるかもしれないが、僕はそれはしていない。確か、最初の夜勤の時に試したけれど、あまり意味がなかったと思う。たった一日だけ夜更かししても、体は夜勤に慣れてくれない。夜勤専門で入っている訳ではなく、ちゃんと昼勤務もあるので、大きく生活リズムを崩すようなことをすると辛くなってしまう。寝る時間はいつも通り。

《起床~再び眠る》
 起床は寝付いた時間にもよるが、大体朝6時~8時頃だ。朝食はあまり食べない。沢山食べる時もあるが、またすぐに寝るので、軽く済ませることが多い。その分、水分補給をしっかり摂っている。8時~10時の間に掃除や洗濯を済ませ、入浴も済ませておく。11時から12時の間に出勤前の睡眠に入ることにしている。13時半頃を起きる目安にして、寝る(眠れない時は眠くなる薬を飲むこともある)。眠れない時はイライラしてしまうし、めまいの原因にもなってくるし、通勤時の電車内で気分が悪くなって過換気の発作を起こしやすくなるので、睡眠をとることにはかなり神経質になっている。

《出勤前》
 13時半頃に起きて食事。あるものを食べる。その時点で食事を作って食べようという考えは全くない。ご飯を温めて、冷蔵庫にある前日の残りものを食べたり、カップめんに湯を注いだりするだけだ。
 大体14時頃に食事を済ませて、出勤までの1時間余りを、準備をしながら、気持ちを落ち着けて過ごすように心がけている。調子の良い時は洗濯物を取り込んでたたみ、食事の洗い物を済ませる。気分が優れないと、洗濯物は取り込むだけで、床に乱雑に置くだけだ。洗い物もしない。

いつも15時15分頃に家を出ている。通勤時はできるだけ仕事の事を考えないようにして、好きな音楽を聴いたり、本を読んだりしている。最近読書は全く捗っておらず、リュックにはずっとサン=テグジュペリの『人間の土地』という本が入っている。音楽は好きな曲を聴いている。時折、酷く病んでいた頃の曲を聴いたりして、益々元気を失うこともあるが。

《夜勤明け》
 夜勤明けで家に帰ると、いつも正午前になっている。猫との再会を喜ぶ。シャワーを浴び、録画したアニメやドラマを観ながら、昼食を摂る。食事は健康的ではない。食べたいと思ったものをたくさん食べる。一応、ほんの少し気を遣って野菜も食べる。最近は炭酸飲料が欠かせない。洗濯物を干したら、力尽きたようにベッドに横になる。そのまま18時頃までずっと寝ていることもあるし、妻が休みだった時はほとんど眠らずに遊びに出かけることもある。睡眠をとったり、楽しいことをしたりして、仕事で蝕まれた心と体を回復させる。
 夜になったらできるだけ0時前に寝る。起きていても、あまり意味がないからだ。そう言いつつも、もうすぐ1時になる。ブログを書いていなかったので、ダラダラと書いているところ。いつもいつも予定通りにはいかない。

 思い返してみると、不健康になるのは当たり前だ。夜勤の睡眠不足により、運動不足にもなり、食事つくりが捗らず栄養不足にもなってくる。悪循環だ。せめて休日は食事を作って、しっかり食べるようにしているが、それでも追い付かないほど、夜勤に体を蝕まれていく。まず、夜勤当日の心の蝕まれ方が異常だ。誰が見ても、僕は精神を病んだ人にしか見えないはず。ほんの些細な物音に、僕は眠れずに絶叫するのだ。おそらく職場の人たちは、そんな僕の姿など想像しないだろう。

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個人的な仕事

明日から月曜日・・・先週は個人的な仕事が総崩れとなってしまった。気を引き締めて掛からないといけない。何をどう気をつけたらいいのかわからないし、どうしようもないことだってあるけれど。

今は生活のために勤務中であるが、頭の中はプライベートワークのことで悩んでいる。どうしても成果を上げたいと考えているからだ。

毎日同じことを繰り返していてはいけない。その日ダメだったら、次は少しやり方を変えてみるのだ。ここまですべてダメであるから、また別の方法を試してみるしかない。

結局、何が言いたいかというと、早く帰りたい、と言いたいだけである。

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もわーッとする

 涼しい。真夏の夜にしてはとても涼しい。雨の匂いがする。僕は汗とおじさんのニオイがする。仕事終わりに汗と疲れたおじさんのニオイが混じりあい、妻の車の中を満たした。ぶつぶつと言う妻に「何ね、ハッキリ言わんね。臭いとね?」とよくわからない言葉遣いで尋ねると「さっきからハッキリ言ってるじゃん。もわーッとする」と言われた。

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眠くて仕方ない

 朝6時前に猫に起こされた。毎日の恒例となりつつある。扉を開けて、猫を抱き上げると、Tシャツをチュッチュと吸い始めて、甘えるのだ。ひとしきり甘えさせた後、ご飯を与える。トイレに入っていると妻が起きて来て、ドアを開けた。猫を抱きかかえている。「顔を蹴られた」と言っていた。猫は自分が起きた時間に家族も起こさないと気が済まないらしい。

 早朝から電子メールを作成し、管理会社に送信した。先日の猫のワクチン接種の証明書を添付して。管理会社及び大家さんは、元々猫を飼うことに前向きではなかった様子なので、こちらもしっかりと報告しなければならない。かなり暴れるので、部屋の壁を傷つけたりしないか、いつも冷や冷やしているのだ。幸いにも物件自体には今のところ目立ったダメージは見受けられない。その代り、僕の植物が被害にあっているので、いつも涙目だ・・・。



 妻からのプレゼントがすでに・・・



 本日もやることが沢山あった。掃除洗濯、料理、買い物。仕事の日には仕事をし、休日は主夫となって家事を行うのだ。それを基本とし、加えて自分の仕事もやらなければならない。

 ソフトバンクのポイントにTポイントを連携させなければならなかった。ネットでチャレンジしたが、何度やっても、「君の番号はすでに他のIDで使われている」と言われるので、ショップに行って直接連携させてもらう必要があった。直前までプライベートな仕事をしていたけれど、まったくうまく行かなかった。雨が降っていたが、家にいてもいいことがないので、外に出た。ソフトバンクに行くと簡単にTカードとの連携が終わった。どういうことだろう?何もかも僕だけうまく行かないような気になった。

 とある口座の住所変更書類を郵便ポストに投函し、買い物を済ませて帰って来た。昼食をとった後、凄まじく眠くなり、仕事もほったらかしで床で寝てしまった。目覚めてみると15時で、仕事を終える時間になっており「しまったー」と嘆いた。メリハリをつけるために、プライベートな仕事は15時で終わる制約を設けているため、もうそれ以上の仕事はできなかった。これから夕食作りに突入だ。何を作ろうか、胃の調子が悪くて、あまり食欲がないな・・・

だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!今ブログを集中して書いていて(集中しても、この程度のものしか書けないが)、視野が狭くなっていた!後ろで何かクチャクチャやってると思ったら、やられた!更なるダメージが葉先に・・・



 クッソ!ついてないぜぇ・・・

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至極当然の結果として

 朝5時起床。目覚めは猫のモーニングコール。昨日は夜勤だったから、ゆっくり寝ていたかったのに。しかし、無限に鳴く猫を鎮めるために、僕は起きたのだった。抱き上げると彼女は甘えてきた。ちゅっちゅとTシャツを吸ってくる。眠い・・・。

 どうやら外は晴れそうだった。連日の雨で溜まっていた衣類を洗濯した。最近雨ばかり降る。雨は嫌いじゃないが、洗濯が満足にできないことに対して不満があった。洗濯ができないことのストレスで、雨を嫌いになりそうだった。
 7時になると妻が起きてきた。仕事に持って行くお弁当のおかずが足りないというので、お弁当の隙間を埋めるために数秒でできる簡単なオカズとオニギリを作った。
 猫のトイレの掃除をした。近頃食欲がすさまじいため、なんというか、その・・・下品なのだが、猫のうんこの量も増えてきた。次いで汗だくになって掃除機をかけた。一息ついて昨日のブログの拍手を確認した。3つも拍手されて歓喜し、心臓が爆発して死にそうになった。

 猫草が枯れてしまっていたので、種を蒔いた。3つの容器に種を植えたが、バカだな、と思った。3つ同時に植えてしまったら、3つほぼ同時に枯れていくのだ。それぞれ時期をずらせば、猫草が枯れて、猫が食べられない空白の時間を埋められるというのに。この要領の悪いシケたところが僕らしい。

 猫草のセットをしていると、一つだけぽつりと孤立した観葉植物のパキラが目に付いた。そこで植え替えをしてやることにした。土に元気がなかったからだ。鉢は変えずに、土を新しいものに替えた。2年近く掛けて、養分を吸収され尽くしたであろう土は処分した。それとも、土の養分は無限にあるのだろうか。あるいは、養分がなくなっても復活させる方法があるのだろうか。現状、調べていないため(調べる時間がなかったのでなく、調べるということを思いつきもしなかったため)、土は処分することにした。植え替えを終えて、水をやった。パキラは気持ちよさそうに水を飲んでいた。植物の気持ちはわからないが、もし僕だったら、新しい土と新しい水にベートーヴェンの第九『歓喜の歌』を、歌詞もわからないくせに、めちゃくちゃに歌うことだろう。『ああうまい!この土!この水!すべての存在は自然の乳房から歓喜を飲むのだ!』と絶叫し。


 猫がニオイを嗅いでいるのがパキラ。

 と、ここまでをプライベートな仕事の始まる9時までにほとんど済ませた。心を清くし、落ち着いた気持ちで仕事を始める、これにより、成果も生まれやすいのではないか?

 しかし、仕事はうまく行かなかった。何もかもダメだった。やろうと思っていたことが軒並み総崩れとなり、ふざけんじゃねえ!と一人で叫んだ。親しい友人を除いて、普段僕と接している人はまさか僕が「ふざけんじゃねえ!」「くそったれ!」等の言葉を発するとは思わないだろう。仕事は一応真面目にやっているし、人との接し方は丁寧にしているつもりだし、優しさを演じている。だが、実際の僕はクズだ。邪まな心では、何もかもうまくいかない。

 午後になって、大学時代の先生の名前がどうしても思い出せず、ネットで調べていた。どうやらその先生らしい人を見つけられた。それにしても時間がかかってしまった。別に調べなくてもよかった事なのに・・・・。
 ノートにその先生のことを書いた。行き詰ったので、読書をしようと思い、コーヒーを入れた。夏休みと言えば、宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』だと勝手に思い、本を探した。全集はあったけれど、別に文庫本があったはずだった。探してみたが、なかなか見つからない。探す作業に随分時間をとられた。ブッ○オフに売ってしまっただろうか、全集を読んだらいいや、と一度諦めたが、一つだけ探していない場所をふと思い出した。本来なさそうな手塚治虫のマンガが入っている本棚の奥。案の定、火の鳥の後ろに新潮文庫の『銀河鉄道の夜』はあった。漫画の棚に入っているとは誰も思いつくまい。


「てんちぃ、それは『日常生活の冒険』という本だ。『銀河鉄道の夜』ではないし、作者も違う。しかし、君、お目が高いね。その本は結構気に入っているんだ」

 『銀河鉄道の夜』初期形第三次稿の収録された『ポラーノの広場』も引っ張り出した。これはまだ読んだことがなかった。ケンタウル祭のところを読み比べながら、進んだ。途中から初期形第三次稿の方を読み進めていたが、睡眠不足のためか、気付いたら、床に寝ていた。数ページしか読めなかった上に、コーヒーはほとんど飲まずに冷め切っていた。「しまったー」と思いながらも、凄まじく眠かったので、しばらく横になっていた。夕食を作らなければならないのに、もう21時を過ぎてしまった・・・。

 朝から掃除洗濯、料理、植物の水やり等、一生懸命済ませて、すっきりとした心で仕事に向かったとしても、うまく行かない日だってある。いや、うまく行かない日の方が多いのは至極当然のことではないか。むしろ、うまく行く日があったとしたら・・・・そんなことがあったとしたら、僕は大爆発するだろう。

 筑後川の方から花火の音が聞こえる。5日(僕の誕生日)に開催予定だった花火大会は、大雨のため今日に持ち越されたらしい。ここからじゃ、見えないな。いつか僕も希望の夜空に大輪の花を咲かせたい。

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誕生日

昨日31歳の誕生日だった。大雨で、夜勤で、プライベートの仕事はうまく行かず、頭痛がして、胃が一日中痛んで、散々な日だった。

今日仕事から帰ると妻がプレゼントを用意してくれていた。夜は外食で、ご馳走してくれた。



妻からの贈り物。苔玉のテーブルヤシ。生きていたら、いいことがあるなあ。



猫のてんちぃは血液検査で異常なかったし。

僕には最高の誕生日プレゼントだった。みんな元気でいてくれるのが一番。

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ナスなんです



 ロキソニンを2回も飲んでいる。にも拘わらず、また頭痛がし始めている。仕事のせいではない。気圧の影響で頭が痛くなるとしたら、おそらく今日の気候のせいなのだろう。朝から雨が降り続いているから。前の記事にも書いた通り、15時にプライベートな仕事を終えると、ベッドに横になった。

 ニート時代に「頭が痛い、雨のせいだ」とよく言っていた。「なんでも雨のせいにするな。梅雨の時期は毎日頭が痛いことになるぞ」と言われて、「頭痛は雨のせいじゃない」と思うようになった。すると、8割方頭痛は改善された。気持ちの問題も多少はあると思う。だが、ここ何日かは頭痛がするようになった。久しぶりに頭痛がする気がする。

「この時期は脳梗塞などを起こしやすいらしいから、みなさん気をつけましょう」

 夜は焼きナスのお浸しを作ってみた。と言っても、作り方はよくわかっていないので、皮に切れ目を入れて、オーブンで適当な時間焼いてみた。焼けたと思ったら、氷水で冷やして、皮を剥く。適当な大きさに切って、めんつゆで味付けをした。これで十分おいしい。どうやら、味付けとかでなく、ナスという素材自体がとてもおいしいようなのだ。
 旬の食べ物を食すこと、それによって、その時期に不足しがちな栄養を補給できる。たとえば、この時期になると暑くて、熱中症にかかりやすい。その際、不足しがちなカリウムはスイカを食べることにより補給できるそうだ。旬のものを食べることには意味がある。ナスにはどんな栄養があるのかわからないが、おいしいから体に良いはずだ。きっと体に良い。良いに決まってる。

 それではおやすみなさい。

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仕事がうまく行く夢を見た

 宮澤賢治全集10巻ちくま文庫のずっしりと重い箱を、天ちゃんの部屋の戸が開かないように重し代わりに使っていた。罰当たりなことをしていると思いつつも、早朝に天ちゃんに起こされたくなかったので、しっかりと自分の部屋に入ってもらい、夜間にこちらに飛びかかってくるのを防いだつもりだった。ところが、朝5時になると「チー」と鳴きだして、僕は目を覚ました。無視して再び寝ることを考えたが、「チー、チー」と泣き止まない。もう気になって眠れなくなり、仕方なく起床して、宮澤賢治全集の閂を外した。「チー」と言って出てきた猫を抱き上げてやると、さっそくTシャツにチュッチュと甘えだした。床に寝て、しばらく甘えさせた。ひとしきり甘えると、今度は喉が渇いたらしく、洗面所へと向かった。水を出してやり、手で与えると、ペロペロと舌をうまく使って飲みだした。



 眠かった。今日は9時から仕事(本業とは別の友人と立ち上げたプロジェクト)があったから、それに備えて7時過ぎまで寝ようと思っていたのに。まあ、15時には仕事が終わるだろうから、その後昼寝をするのもいいかもしれないとも思った。外は雨が降りだしており、洗濯機を回してしまったことを後悔した。9時までは時間があったので、掃除をした。眠気が酷かったので、栄養ドリンクを飲んだ。

 仕事の出だしは好調と言えた。今日は割とモチベーションが高かったので、一瞬で自分の理想的な形にまで近づいた。ところが、ある時点から一向に作業が進まなくなってしまった。停滞し始めたばかりか、後退しているようにも思えた。睡眠不足もあったので、集中力を欠いた。11時半に昼休憩を取り、買い物に出た。買い物中、脳内でイメージを作り上げていた。

 仕事場に戻って間もなく、このプロジェクトを一緒に進めている同僚(友人)から「今俺は元旦にパンツをはき替えた時のようなすがすがしい気分だ」というメッセージが来た。「それは君、どういう意味なんだ」と訊き返した。僕は「やられた!」と思った。プロジェクトの進捗状況を表したネットワーク上の情報板に表示されていた彼の進捗状況が一瞬で更新されたことに気付いたからだ。僕はそれよりも遅れをとってしまっていたのだ。僕はこの仕事に関しては、同僚と勝負をしていたつもりだったので、本当にやられたと思った。そして、自分の停滞したイメージを破り捨ててしまった。ところが、しばらくするとその破棄してしまったデータが有効だということに気づき、慌てて復元を試みた。幸いそれは間に合った。破棄してから、復元までの時間の損失は埋められなかったが、それでもなんとか元通りになったし、15時になる前のラスト10分ほどで、それ以上のものを作るアイディアも浮かんでいた。我々の間では、仕事は15時までというルールがあるため、そこで終わりにした。メリハリを大切にしているのだ。それにしても15時前のラスト10分間の集中力はすごかった。僕はもう余力がなく、へとへとだ。

 明け方、夢を見た。仕事がうまく行く夢だ。自分を信じ続けてやっていれば、おそらく順調に進んだはずだ。他人の揺さぶりなどに動じず、自分の信念を貫きさえしたら。うまく行くかどうか、それは自分次第だ。今後前に進んでいく過程で、もっともっと激しい揺さぶりに堪えて行かなければならないだろう。精神的にかなりきつくなってくるはずだ。しかし、負けないように思い出したい。最後まで諦めずにやり遂げようとする気持ちを。

 それにしても今日は疲れた・・・

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仕事疲れたね

 今日、同僚が泣いていた。よほど辛かったのだろう。その人は仕事ができて、信頼も厚い。少なくとも僕はとても信頼している。一番手本にしている人だ。その人が泣いていた。僕の前で泣いていた。僕は一生忘れない。

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魔の金曜日

 今日は金曜日だ。明日から2日間仕事がある。モチベーションが下がっている。そのためか、僕の傾倒している物事の進行状況の伸びがあまりよくなかった。できれば午前中だけで理想的な形にしたかったのだが、午後になっても、モチベーションが上がらず、結局思ったほどの成果は上げられなかった。

 今取り組んでいる事に加え、人間ノートというのを書いている。僕が出会った人物を記憶から呼び起こして書き込んでいくという作業だ。今日は「木村くん」という項目を書いた。「プライベートでもリーマン靴下を履いている」というたった1行の説明で、木村くんの物語が完結した。彼には家庭があったかもしれない。なかったとしても女性関係がどうだとか、交友関係はどうだったかだとか、色々想像できることはあったはずだ。しかし、彼はやはりプライベートでもリーマン靴下を愛用している一人の社会人だった。下衆な想像や詮索は一切せず、ありのままのシンプルな木村くんは、普段着とは不釣り合いな黒いリーマン靴下の愛用者だった。

 ノートにたった1行だけの説明しかされなかった木村くんは今日の主役だ。彼はこの地上における唯一の主人公たりえる存在だった。魔の金曜日の夜、日本を赤い月が不気味に照らしていた。赤く、暗い路上を、木村くんは今日もリーマン靴下を履いて闊歩する。数多くのリーマン靴下の中から、一番のお気に入りを選び出して、彼は感謝する。リーマン靴下の締め付けが、心身を引き締めてくれるようだ。だから、私は今日も真面目に事務作業をこなせたのだ。土日ですら私はリーマン靴下を脱ぎはしない。休日も心を引き締めて過ごすのだ。

 木村くんは、だらけて過ごした僕とは正反対に、この魔の金曜日にも屈せず、きっと成果を上げていたことだろう。おそらく、今頃は気を緩めて、お気に入りの女性でも誘って、ビアガーデンで祝杯を上げているに違いない。もちろん、リーマン靴下を履いて。心のどこかではやはり気を緩めてはいないのだ。

 それにしても自分が情けない。腰は痛いし、アイディアを何でも書いていいノートには木村くんのたった1行の説明しか書けなかった。このブログでさえ、木村くんに関して数行書いているのに、アイディアを無限に書き込んでいいはずのノートにたった1行なのだ。情けない。

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たびびと

Author:たびびと
こんにちは、たびびとです。
ようこそ、ぼくのブログへ。

介護職員のバイトをしています。
時間がいっぱいあるので、ブログ始めてみました!

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